2014年9月1日に京都マラソンの応募締め切りがありました。
私がエントリーしたのはなんと8月31日!
気づいたのが奇跡だったのですが、いつもは友人と応募するマラソン大会…でもこっそり応募してみようと一人で応募したのです。
するとさらに奇跡が起こり、京都マラソン2015に当選!
近づくにつれワクワクが止まりませんでした。
実際に京都の町並みを走り、最高のボランティアの方、声援をくださる方のおかげで、無事に完走することができました!
町並みも最高だが、ボランティアの方のパワー、観客の声援、一緒に走るランナー、全てが力になるそんな大会でした
まず、当選したときの第一感想は「やった!京都の街を走れるなんて!なんて素晴らしいのだろう!」という感じでした。
今年で四年目を迎えた京都マラソンですが、今年から新コースを走れるということ、個人的に初めてのフルマラソンは25キロ地点で足が攣ってしまい、5時間を超えて、ホロ苦いデビューになったので、そのリベンジもありました。
そして本番当日…。
とにかく皆さんの笑顔、ボランティアの方たちの声援やサポート、観客の方の応援はとにかくパワーになりました。
前回のフルマラソンは友人と二人で参加したので、イヤフォンはしていませんでしたが、今年はイヤフォンをして音楽を聴きながらのラン。
ですが、30キロ地点になると、居ても立っても居られなくなって、イヤフォンを外しました。
何故か?
とにかく素晴らしい声援なのです。
音楽も力になりますが、一番しんどい30キロ地点からは皆さんの声援のおかげで走ることができました。
一人で参加したこともあって、余計に「本当に私はたくさんの素晴らしい人に支えられて生きているな」と感じるフルマラソンになりました。
前日の平安神宮の大鳥居を見て、目指すはここ!と意気込む!
京都マラソンは大きな都市型マラソン大会ですので、前々日から前日の受付ということもあり、有給を取得して、土曜日に京都に乗り込み、受付を済ませてきました。
まず、受付がゴール地点ということで、平安神宮の大きな鳥居を目の前で見て、「ここがゴールかぁ」と、とても心のなかに燃える何かを感じました。
受付のボランティアの方は本当にフル稼働。
そして皆さん本当に優しくて、誰に質問しても笑顔で答えて下さり、気持ちの良い前日の受付になりました。
そして、ランナー受付の後はやはりイベントが開催されており、京都マラソンのスポンサーの会社などの様々なブースがありました。
そんな中でもOMRON(オムロン)さんのブースは写真を撮影してオリジナル号外としてプレゼントという企画だったので、かなり並んでいましたが、記念にパシャリ。
なんて悪い顔をしているんだ…。w
めちゃくちゃ悪魔みたいな顔になってしまいましたが、この時は最高の笑顔だった!はず!
そして私が好きなプロバスケット選手のラッセル・ウエストブルックに似ている…。
そんなこんなで前夜は本当に観光もせずにすぐにホテルで休養しました。
15時にはもうホテルでゴロゴロしていましたね。
何故かと言いますと、前回、大阪マラソンに出場した際に、大会前日に観光をして約二万歩歩いたのです。
確実にその観光がレースに影響が出て、朝から足が重くて重くて「失敗した…」となってしまったからなのです。
その失敗を教訓に、今回はとにかく観光はしたかったですが、我慢してひたすらホテルでストレッチと読書とスマホゲームで過ごしました。w
おかげで、今回は大阪マラソンの半分以下の歩数に抑えることができ、大変良いコンディションで迎えられるようになりました。
そしてフルマラソン前恒例のウェア撮影。
私は何気にマラソンはadidas信者ですので、今回も全てアディダスで揃えました。w
そして21時には寝てたかなぁ…。
大会当日…気持ちの準備、体調の準備の整え方
大会当日!
予定通り4時半に起床しました。
もちろん目覚ましはファレル・ウィリアムスのHAPPYです。
とにかくフルマラソン前は気持ちをハイにしたいですし、走れることに感謝、そしてその気持を持って完走したいので、朝からエンドレスでファレルのHAPPY!
スタート四時間前には朝食を…というのを見たことがあったので、五時に前日に購入しておいたおにぎりを2つ食べて、一番最初に会場へ行ける電車でスタート会場の西京極へ!
天気は…晴れ!になるはず!だったのですが…何だか6時くらいになっても一向に晴れそうな感じがありませんでした。
私は寒いと思ってかなり厚着のランニング・スタイルで行こうと前日に考えておりましたが、当日に会場へ行くと、ほとんどの方が長袖Tシャツ一枚だったりロングタイツに半袖Tシャツ…というスタイルでした。
「あれ…俺はさらに上着を着て走る予定なんだけどな…」と自分の格好に自信が持てなくなりました。
更衣室は今年から新しい会場が使えるようになったこともあり、とっても快適でしたが、そこでゼッケンを上着のウインドブレーカーにつけるか…それともロングタイツの上の半袖Tシャツにゼッケンをつけるか…。
実は30分悩みました。w
隣のおじさんが「今日は11度まで上がるし、晴れるし半袖でもえぇねぇ」なんて言っていたのが頭のなかをグルグルしてしまい、自分を見失っていました…が!
結論「最初に決めたウェアが自分にとって最高のスタイル。オシャレに走ろうぜ。」と心の声が聞こえましたので、結果ウインドブレーカー的な上着にゼッケンをつけて走ることに致しました。
そしてもちろん朝は5度くらいしかないので、私も今までの大会で学んだ100円ショップの雨合羽を着てスタート地点へいくことに。
このいつでも捨てられる雨合羽が本当に冬場のマラソン大会は重宝します。
これがなかったら本当に震え上がって死にそうです…。
スタート会場でパシャリ。
電光掲示板には天候「晴れ」と表示されていますが、天気を見ればわかるように全く晴れていませんね。w
そしてスタート整列!
これも去年のスタート直後にトイレが我慢できなくなったことを教訓にして、一時間前から水を飲みませんでした。
これはいいのかわかりませんが、私はトイレが近いので、これくらいしないとまたトイレへ行きたくなるところでした。
今年はおかげでスタート直後は良いコンディションでスタートできました!
いざスタート!坂道…天候の変化…全てが自分の思い通りにいく序盤
私は、何故かスタートブロックがBという奇跡的な場所からスタートできたので、最初からかなり快適でした。
ですが、タイムの貯金はカラダの借金!という金さんの名言を常に唱えながら、本当にいつもランニングするより気持ち遅めのスピードで走り続けました。
これがBブロックから走り始めるとめっちゃ速い人ばかりなのでくっそ自分遅くてワロタwwwww
状態になりますが、それでも「気にしない。マイペース」これでとにかく我慢し続けました。
というのも京都マラソンは序盤の15キロあたりまでは結構地味な上り坂が続きます。
前半なのでかなり飛ばしている人もいましたが、ここで飛ばすのは個人的に「?」って感じです。
確実に坂道の疲労がのちの鴨川の河川敷でボディーブローのように効いてくる…と予想していたからです。
そして、さらにびっくりしたのが天候!
どの天気予報もどのランナーさんも「晴れる」と言っていたのですが、普通に雨!wwww
え!雨!?みたいな感じですよ。w
やはり山の天気は変わりやすいです…。
しかし、それが私には味方になりました。
30分悩んで決めた上着を着て走るスタイルにしたおかげで雨を弾く弾く!ww
おかげでみんなちょっと顔が曇り気味なときに一人るんるんで走ることができました。
もしかしたら低体温症に近い感じになって急に後半スピードダウンした方もいたかもしれませんね。
今まで晴れたことがないマラソン大会だけあります…後半もずっと小雨だったり曇りだったりと言った感じでした。
まだ風がないのだけは救いでしたが…。
そんなこんなで、序盤は自分のウェア、ランニングスタイルが見事成功して、20キロを二時間切って走れました。
どちらかと言うとハーフマラソンにばかり出ていたので、二時間切るってそこまで…と思うかもしれませんが、これだけ体力を残して二時間切ったというのは私の中では大成功でした。
給食がやばい!プチトマト!都こんぶ!オレンジ!うめぇ〜〜〜!
そしてみんな楽しみにしている給食ですが、かなり早く朝ごはんを取ったのでなか卯のお店を見た瞬間、走りながら「腹減ったな…」と思い始めました。
すると、目の前に給食コーナーという最強のタイミングでプチトマトをGET!
これがマジでうますぎて飛び跳ねちゃいました。
個人的に走りながら甘いモノはエネルギー飲料で摂取できるので甘いものよりも酸っぱいものが欲しくなるのです。
プチトマトはまさにドンピシャ!
ポケットに五個くらいストックして走って、えらくなってきたらプチトマトを食べるスタイルでいきました。
これまた成功で本当に30キロまでペースも落ちることなく、30キロ地点でタイムは三時間を切るペース!
いける…いけるでサブフォー!
サブフォーが目の前に見えた瞬間足が攣った
30キロから徐々にペースを上げる!
これが私のえがいたストーリーでした。
もちろん、今回の京都マラソンでは、ホント30キロで3時間を切るというペースで走れていたので、「ちょっとペースをあげよう!」という気持ちにもなれました。
かなり精神的にも楽で、いけるでぇ!といった感じ。
しかしそんな甘くありませんでした。w
32キロくらいでついに大阪マラソン同様、膝の内側?の部分の筋肉が勝手に動き始めました!
「まさか!これ…!ぐぉぉぉぉぉ!!!!」
この地点で足が攣ってしまい、ほぐしたり、走ったり…という感じになってしまいました。
しかし、みやこめっせの目標を書くコーナーに「歩かない」と書いたのです!
なので足が攣ったら歩くなら止まってほぐして走ってやる精神で、攣った最初のキロは8分を超えてしまいましたが、その後は6分30秒まで戻すことができました。
レース終盤の東山地区の地味な坂の恐怖…救ってくれたのは沿道のサロンパスお兄さんだった
騙し騙しひたすら「俺は攣ってない…」なんて唱えながら走り続け残り三キロ付近に来た時に東山地区の地味な上り坂がやってきました。
大阪マラソンの地獄の坂よりは優しいですが、それでも本当に心が折れそうになる…。
上り切って、ようやく下り!と思ったら今度はふくらはぎが攣った!w
私は中学の頃からよくふくらはぎが攣る経験をしていたのですが、今回もついにきた!
太ももと違ってふくらはぎが攣ると本当に走れなくなるのです…。
「やばい…サブ4.5も無理なのか…」なんて思って前を見たら沿道に「あるでぇ!」とエアーサロンパスを持っているお兄さんがいるじゃないですか!
「兄貴!エアーサロンパス貸してください!」とお願いすると…
「かけたるわぁ!!!!!!!!!!!!!!!」
とめちゃくちゃかけてくれました。w
すると頭のなかはプラシーボ効果もあるのか本当に効き目があったのか不明ですが、何故かふくらはぎも太ももも攣らないのです。
もう10キロ近く攣りっぱなしだった体が急に攣らなくなり、そのままスピードアップ!
残りの3キロはなんと6分台のペースで走り抜くことができたのです…!
いやーこの経験は一生忘れられないかもしれません。
これがエネルギーってやつだな。と感じました。
別名、奇跡ってやつです。
そして人はつながってるな…と感謝の気持ちが本当に湧いてくるような出来事でした。
無事ゴール!結果は…
エアサロの奇跡(私が勝手に命名)のおかげで無事に最後まで歩くことなく完走!
あっ給食コーナーは誰よりも歩いたかもしれませんが…。w
そして京都マラソンは最高のゴールの演出ですよ!
というのも目の前には受付の時に撮影した平安神宮の大鳥居がお出迎えですよ!
これは感動以外何者でもありませんでした。
そして完走の証である、メダルとフィニッシャータオルを首にかけてもらい無事に京都マラソンは幕を閉じました…。
ひログまとめ
どのマラソン大会でも感動します。
ですが、本当に人と人は繋がっていることを実感致しました。
そして京都マラソンは東日本大震災の被災者の方への支援をメインコンセプトとして開催されるようになったということもあり、改めて絆って大切だなって。
もちろん私も絆シールを右肩に貼って(粘着テープがとれん…!)盛り上げることができました。
みんなが主役のフルマラソンは、まだ私は二回目の出場ですが、何度走っても本当に毎回素晴らしいことを感じさせてくれるなぁと思います。
特に今回の京都マラソン2015では人と人は繋がっていることを実感することができました。
実際エアサロの奇跡もありましたし…。
本当に素晴らしい大会に参加することが出来てよかったです。
また来年も是非参加したい大会ですね!
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